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正しい唾液分泌は口臭ケアに繋がる!唾液の働きを正常化する食事とは

普段はあまり意識しない、というよりもどちらかというと嫌われる事の方が多い唾液ですが、実は口臭予防に大きな役割をはたしています。唾液と口臭の関係について見ていきましょう。

食事の摂り方も口臭ケアに繋がる

一昔前に美食ブームというものがありましたが、今では美食は当たり前のようになっています。それに伴って、硬くて食べにくい物は敬遠され、軟らかい物ばかり食べる人が増えています。ですが、「噛む事は口臭ケアには大切な事です」。よく噛む事で唾液の分泌量が増え、口臭の原因となる細菌の繁殖を防ぐ事が出来るのです。食事中は、唾液をたくさん出すために一口で30回は噛むようにしましょう。

また、口の中を乾かさないようにする事も大切です。煮物や汁物など、水分の多いものを食べるようにしましょう。食事中の飲み物は水が一番です。緑茶やコーヒーなどには殺菌効果のあるカテキンが含まれているので、口臭防止には効果的ですが、唾液の分泌を抑えてしまう作用もあるので、食事中に飲むことはやめておきましょう。飲むなら食後に1杯だけにしておいてください。

水で口臭ケア

口臭ケアに役立つアイテムもたくさん発売されていますが、そのようなものを使わなくても口臭を予防する事は可能です。何と、「水で口臭ケアをする事が出来る」のです。水分補給で効果的に口臭予防をする方法をご紹介しましょう。

水は、唾液を作るのに欠かせない材料です。口内に十分な量の唾液が生成されるように、1日1.2L以上の水を飲むようにしましょう。特に、朝起きた時は口の中が乾燥しています。歯磨きの後に300mlほどの水を飲む習慣をつけると良いでしょう。

あなどるなかれ!唾液の口臭ケアパワー

私たちの口の中には、通常200種類前後の細菌があり、その数、数十億はいると言われています。これらの細菌が増殖したり、嫌気性菌が活動を活発にしたりした時、口内の食べカスや、剥がれ落ちた粘膜を発酵させて口臭を発するのです。

「唾液には、この細菌を減らす作用があります」。唾液の中には、ラクトフェリンや免疫グロブリン、リゾチームなどの抗菌作用のある物質がたくさん含まれているので、口内の細菌を減らす事が出来るのです。また、唾液には口内の食べカスや剥がれ落ちた粘膜を洗い流してくれる働きもあります。

さらに、唾液に含まれる酸素の量も口臭と関係しています。分泌された直後のさらさらした唾液には、酸素がたくさん含まれています。この唾液が、酸素を嫌う嫌気性菌の働きを抑えてくれるのです。つまり、口臭を発生させないようにするには、サラサラした質の良い唾液を活発に分泌させるようにすればいいのです。そのためにも、食事はよく噛んで食べましょう。

ストレスを減らすのも立派な口臭ケア

現代社会では、ストレスを感じずに生きる事はほぼ不可能だと言われています。このストレスが口臭と関係がある事をご存知でしょうか。ストレスは健康にも悪影響を与えるものですが、そのストレスを減らす事が、口臭をケアする事にも繋がるのです。

唾液が正常に分泌されていると、口内環境が整うので口臭の発生を抑える事が出来ます。そして、唾液の分泌は自律神経によってコントロールされているのです。「ストレスはこの自律神経に大きな影響を与えます」。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経は興奮状態の時に働き、副交感神経はリラックス状態で働きます。唾液が分泌されるのは、副交感神経が働いている時なのです。ですが、ストレスを感じると交感神経の方が優位になってしまいます。そうすると、唾液の分泌も抑えられてしまうのです。ストレスを感じると、唾液の分泌が通常時よりも3割程度減少すると言われています。だから、ストレスを減らす事は立派な口臭ケアになるのです。

食べ物選びで口臭ケア

食べ物の中には、口臭を強めてしまうものや、反対に口臭予防に効果的なものがあります。ニンニクやニラなどのニオイの強い食べ物が口臭の原因になる事は、みなさんご存知でしょう。人と会う前にニンニクを食べるのは、エチケット違反だと言われます。当然、口臭を防ぐにはニオイの強い食べ物は避けなくてはいけません。

他にも、口臭の原因となる食べ物があります。それは、肉や卵などの酸性の食品です。酸性の食品を摂取して、「口の中が酸性になると口臭の原因となる細菌が増えてしまう」のです。また、強い口臭を出す虫歯の原因となる虫歯菌や歯周病菌、さらには舌苔の菌も口の中が酸性になると増殖します。だから、口臭ケアのためには酸性の食品は避けた方がいいのです。

また、意外な食べ物が口臭の原因になります。それはなんとブロッコリーやキャベツ、小松菜などの野菜なのです。もちろん、すべての野菜が駄目という訳ではありません。それどころか、アルカリ性食品である野菜は、口臭を抑えるのに効果があります。

避けた方がいいのは、アブラナ科の野菜なのです。先に挙げた野菜は全てアブラナ科の野菜です。アブラナ科の野菜にはインドールという成分が含まれています。インドールはおならのニオイ成分なので、食べ過ぎると口臭が強くなってしまうのです。口臭を防ぐためには、食べ物選びにも気を付けましょう。